
インペリアルポーセレン(ロマノーソフ)のコレクション・バレエシリーズ、ジゼル Жизель トリオセット(カップ&ソーサー&ケーキプレート)です。
バレエシリーズはカップ&ソーサーに、ケーキプレートがついた三点セット。バレエの一場面を思い起こさせるような美しい絵柄は手描きで彩られ、とても素晴らしいものです。
アドルフ・アダン作曲のバレエ作品、「ジゼル」。1841年にフランスで初演された翌年、サンクトペテルブルグでも上演されました。レオン・ミンクスが第1幕の 「ジゼルのヴァリエーション」などを新たに作曲し、マリウス・プティパが振付の改訂を行いました。現在上演されているもののほとんどが改訂版です。
村娘ジゼルのもとに、アルブレヒト伯爵が身分を隠して通って来ていました。お互いに愛し合っていましたが、ジゼルを愛している森番のヒラリオンは快く思っておらず、アルブレヒトに婚約者バチルトがいることをジゼルに伝えてしまいます。ジゼルはショックで死んでしまいました。
結婚前に死んだ娘は妖精ウィリとなって、男を誘って死ぬまで踊らせていました。ウィリはヒラリオンを殺し、次にアルブレヒトを殺そうとします。しかしジゼルが懸命にアルブレヒトを守り、朝の鐘が鳴り響く中、ジゼルはアルブレヒトに永遠の別れを告げて消え去ります。
このトリオセットはカップに主人公ウィリとなったジゼルが踊る姿が描かれ、プレートに村娘の衣装を着たジゼルと中世のドイツの街並みが描かれています。
【サイズ】 カップ:口径6.7cm、高さ7.6cm、ソーサー:直径12cm、ケーキプレート:直径15.2cm
カップ&ソーサーにケーキプレートが加わった3点セット。カップには踊るジゼルと妖精ウィリが描かれています。
ケーキプレートには村娘ジゼルや中世ドイツの町並、ソーサーには花輪が描かれています。
裏には「Imperial Porcelain 1744 St.petersburg」のロゴのほかに、バレエ/ジゼルという作品名と、絵をデザインしたツヴェタコーヴァさんの名前が書かれています。

他にも、ペトルーシュカ(左)、シェヘラザード(右)など、
数種類のインペリアル・ポーセレン バレエシリーズ【リスト】があります。