プラトークとは目が詰まった薄手のウールのショールのこと。いろいろな色のあざやかな花柄のショールは頭に巻いたり、肩にかけたり……。冬だけでなく、1年中大活躍します。
モスクワ郊外のパヴロフスキー・パサード(Павловский Посадでは、1860年代からこのすばらしい伝統工芸品がつくられていました。
ロシアのバーブシュカ(おばあちゃん)たちはプラトークが大好き。美しいだけではなく、あたたかくて、実用性があるからです。マトリョーシカが頭にかぶっているのも、このプラトーク。もちろん若い人たちだって、スカーフ代わりにオシャレに使っています。