マトリョーシカは日本の箱根のお土産である入れ子の七福神人形を参考に、19世紀末ロシアで作られたと言われています。
その後、ロシアのお土産品としてモスクワ近郊の町、セルギエフ・パサード Сергиев Посадで最初に作られるようになりました。そのため、セルギエフ・パサードは「マトリョーシカのふるさと」とも言われます。
セルギエフ・パサード・マトリョーシカの特徴は、原色を多く用いたカラフルな色合いと、木肌を見せずに全てを塗りつくす技法。色を先に塗って、後から黒の輪郭線を描いていきます。
現在は基本技法を生かしつつ、いろいろなタイプのものが作られています。